前回のMATLAB編に続き、Python編です。こちらのPython編では、簡単な例にとどめます。
MATLAB編は以下のリンクからアクセスできます。
今回のPythonコードは以下に保存されています。
argparseを用いた簡単なPythonコードの例
基本的な考え方や書き方はMATLAB編と同じで、コマンドの例が微妙に異なります。
# import module import argparse # argparseの中身の定義 parser = argparse.ArgumentParser() parser.add_argument('firstArg1', type=float) # float, stringなどの変数の型を指定できる parser.add_argument('--input_path', type=str, default='None', help='input path') parser.add_argument('--value1', type=float, default=0.5, help='label path') parser.add_argument('-a','--long_name', type=str, default='None', help='abbreviation') # argsに、引数の値が格納される args = parser.parse_args() # パラメーターの確認 print('firstArg1 = '+str(args.firstArg1)) print('input_path = '+args.input_path) print('value1 = '+str(args.value1)) print('long_name = '+args.long_name) # 省略後ではなく、正式名で参照する
コマンドの例
以下のようにコマンドを実行します。
- 1つ目の10という値がコード上の
firstArg1
に相当します。 -
--input_path
の後にパスを指定できます。 -
--value1
はdefaultの値が指定されている(0.5)ので、指定しない場合はvalue1=0.5になります。 -
-a
といった書き方で、省略形を定義できます。
python argparsePractice.py 10 --input_path D:\blog -a abbreviation
- 入力引数について確認したい場合は、
--help
や-h
と打てばよいです。
python argparsePractice.py --help or python argparsePractice.py -h