kentaPtの日記

主に画像解析のことなどの勉強記録として投稿します。もし何かございましたら、github (https://github.com/KentaItakura)などからご連絡いただけると幸いです。

argparseの使い方についてのメモ:Python編

前回のMATLAB編に続き、Python編です。こちらのPython編では、簡単な例にとどめます。

MATLAB編は以下のリンクからアクセスできます。

kentapt.hatenablog.com

今回のPythonコードは以下に保存されています。

github.com

argparseを用いた簡単なPythonコードの例

基本的な考え方や書き方はMATLAB編と同じで、コマンドの例が微妙に異なります。

# import module
import argparse

# argparseの中身の定義
parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('firstArg1', type=float) # float, stringなどの変数の型を指定できる
parser.add_argument('--input_path', type=str, default='None', help='input path')
parser.add_argument('--value1', type=float, default=0.5, help='label path')
parser.add_argument('-a','--long_name', type=str, default='None', help='abbreviation')
# argsに、引数の値が格納される
args = parser.parse_args()

# パラメーターの確認
print('firstArg1 = '+str(args.firstArg1))
print('input_path = '+args.input_path)
print('value1 = '+str(args.value1))
print('long_name = '+args.long_name) # 省略後ではなく、正式名で参照する

コマンドの例

以下のようにコマンドを実行します。

  • 1つ目の10という値がコード上のfirstArg1に相当します。
  • --input_pathの後にパスを指定できます。
  • --value1はdefaultの値が指定されている(0.5)ので、指定しない場合はvalue1=0.5になります。
  • -aといった書き方で、省略形を定義できます。
python argparsePractice.py 10 --input_path D:\blog -a abbreviation
  • 入力引数について確認したい場合は、--help-hと打てばよいです。
python argparsePractice.py --help or python argparsePractice.py -h

参考ページ

qiita.com